脈診と古典バナー

陰陽脈診鍼研究会は

医療としての鍼師を目指す人のための
学術と臨床の鍼勉強会です

 東洋医学を学ぶ人のための脈診と経絡治療の 鍼勉強会【陰陽脈診鍼研究会】


 総合案内

研究会の様子

このたびは 陰陽脈診鍼研究会のページにおいでいただき、ありがとうございます。


鍼灸業界は、毎年大勢のはり・きゅう師が誕生しています。
しかし、きちんとした技術や学問を身に付けないまま卒業に至り、その後大変苦労されている方々が増えているようです・・・


また、鍼治療をしてみたけれど、思っていたほど効果が上がらない。痛みの緩解以外の病にどう対処したらいいか分からないので、諦めてしまった、等等。

現在、はり・きゅう師の置かれている立場は大変厳しいものとなっています。

また一部では鍼灸が奇跡や魔法のように扱われ、怪しい医療や迷信の類と考えられ、否定的に扱われる事もあります。

この様な混沌とした状況の中で、いかに医療として、きちんと理論を理解し、偶然のやった、効いた、治ったという治療ではなく、どのような状況においても再現できる、しっかりと臨床技術を習得し、臨床を通して社会に貢献する事こそが鍼灸の未来につながり、真のはり・きゅう師の姿だと考えています。

陰陽脈診鍼研究会の取り組み

研究会の様子3

【陰陽脈診鍼研究会】は、医療としての鍼灸師、はり・きゅう師を目指す人のための学術と臨床の鍼勉強会です。


本来の東洋医学の概念に則った考え方に基づき、経絡経穴を重視して、気を調整して身体を治療をする、経絡治療を、更に多くの人が理解できるよう提案しています。


誰でも解る経絡治療をモットーに、再現性のある治療を誰もが習得できるよう、解りやすく学び、研究しています。


臨床家自身が納得でき、患者さんのために、真摯により良い治療をすることを目標としています。

概要

最初は期待をもって始めた治療も、程なく大きな壁に遭遇し、鍼の治療はこの程度のものだ、ここまでが限界だ、とあきらめ、様々な療法に進み、自分自身でもその方向性を見失い、収拾がつかなくなっている方が大勢いらっしゃいます。


研究会の様子2しかし、鍼治療本来は非常に高度な医療となる可能性を持つ治療の一つです。


古典は難しい、脈診は解らない、経絡治療は現代に合わなく不合理だと思われている人がいるかも知れません。


けれども、東洋医学の根幹の概念を理解し、仕組みを覚える事により、誰もが、再現性のある治療をする事ができます。


東洋医学の根本はその概念を理解する事です。

東洋医学での治療とは、生体の気を調整する事です。

鍼は刺すものではなく、気を調整するものです。

生体の気を調和させる事により、生体自身が自ら治癒する方向へと向かい、病気を治療することが出来ます。

この基本概念を理解し、習得できれば、如何なる病気に対しても応用が可能です。


研究会の様子4

成り立ちと経緯

陰陽脈診鍼研究会は35年程前、数名の臨床家が集まり、自己研鑽のために、勉強会を開いておりました。


この勉強会は、それまで、他の様々な鍼灸研究会に参加していても、一人の名人の技であるため、それが伝承され難かったり、論理性を欠いた理論展開がなされていたりするため、技術が習得できなかったり、解決されない、それぞれの臨床上の問題点や疑問点を語り合い、いかに、より良い治療をするか、そのためには何が必要か、どのような勉強をすればいいのか、という所から始まりました。


その後、少しづつ形を変えて、現在のような鍼研究会となっています。


当初の目標であった、真摯に治療に取り組み、学びたい者の誰もが、東洋の医療に携わる鍼灸師として、プロの名に恥じない臨床技術を習得すると言う方針は、ますます堅固なものとなっていますが、さらに一歩踏み出して、初学者や学生の方にも、解りやすく、開かれた鍼研究会をめざしています。
                      会長 内田良治

 勉強方針

東洋医学本来の概念に基づき、「難経」に基づく脈診法により気血を調整する事を唯一の治療方法としています。

対症療法的な治療を一切行わず、本治法のみで、体全体の東洋医学本来の目的である気血を調え、再現性のある治療を行い、患者さんに余分な負担を与える事なく、治癒へ導く治療を学び研究しています。

Copy Right(c) 陰陽脈診鍼研究会 Since 2006 All Rights Reserved.Design by http://f-tpl.com