陰陽脈診鍼研究会の脈診法が出版されました
■『難経脈診』陰陽脈診鍼研究会著・内田良治監修
本書の四大指針
気血の調整という鍼の本来である治療に再現性、法則性を見出す 推測を排し、検証可能性を高める「一穴治療」を推奨 人間本来の生体の活動や治癒の働きを根底から考える
本体 3000円+税 四六版・上製 130頁 発行・発売:創英社/三省堂
本書の内容
一難から六難に十五難を加えた難経のはじめの文を素直に解し、標準として従い実践する「脈診」 《難経》や《黄帝内経》の時代からの古典的東洋医学における「健康」「病気」「こころと体の関係」の捉え方を始めに学び、これらを踏まえた「臨床と実践」への応用を具体的に示し、今現代医学より回帰した鍼治療を提案する。
今まで分かりにくかった鍼治療の様々な側面を古典より素直に抽出した臨床への一冊。
目次より
1 「これから」はりを学ぶ方・うける方へ(“病気とは”-「病気になる用意ができてから病気になる」/“健康とは”-「調子がいい」って感じる“からだ”/“こころとからだの関係性”-不安の原因は不安を感じる“からだ”/“はり治療とは”-「整える」のではなく「調える」/“脈を診るとは”-「いま」と「ここ」とに向き合う)
2 臨床(脈診のながれ/脈を診るー穴を決める/穴の探し方/はりの刺し方ー「はりは刺すものではなく、気を動かすもの」)
3 古典の解釈(古典の解釈/難経/脈訣)
4 陰陽脈診鍼研究会の理念
症例
腰痛・神経痛・頭痛・めまい・耳鳴り・冷え性・全身の倦怠感・むくみ・生理痛・胃腸症状・鬱症状・更年期障害・かんむしなど様々な症状に対応できます